公共圏の歴史的創造 在庫あり
税込7992円/本体7400円  

» 送料一律230円(大判特別書籍を除く)・代引きでご購入いただけます
» 詳しいご注文方法


他のオンライン書店で購入

アマゾン紀伊國屋BookWebhontoセブンネットショッピングブックサービスe-hon楽天ブックスHonyaClub丸善&ジュンク堂書店

 

公共圏の歴史的創造 江湖の思想へ

東島 誠
ISBN978-4-13-026602-4, 発売日:2000年11月中旬, 判型:A5, 352頁

内容紹介

本書は,「日本」史を素材として,パブリックなものとオフィシャルなもののせめぎあう関係,≪公共圏≫存立のあり方を追究,中世禅林の概念である「江湖」をキーワードに≪公共圏≫の可能態を見出す.新たな社会関係の可能性の模索と歴史的創造を問う書.


主要目次

 序章 歴史的創造という視角
第一部 勧進と社会的交通――結社の可能態
 第I章 公共負担構造の転換――解体と再組織化
 第II章 租税公共観の前提――勧進の脱呪術化
 付論1 メディエーションと権力――近世俊災害史断章
第二部 王権表象としての結界
 第III章 都市王権と中世国家――畿外と自己像
 第IV章 隔壁の誕生――中世神泉苑と不可視のシステム
 付論2 存在被拘束性としての洛中洛外
第三部 江湖の思想
 第V章 公共性問題の幅輳構造
 第VI章 明治における江湖の浮上
 第VII章 中世禅林と未完のモデルネ


担当編集者から

 「誰にでもひらかれた場」「批判的な討議の広場」=〈公共圏〉ははたして存在したのだろうか――著者はそれを歴史上コンスタントに存在するものではなく,創造しようと努めなければ存在しないもの,と位置づけます.そして「日本」史を素材に,そのための努力と挫折のあとを描きだすとともに,それらを「かつてあったもの」として掘り起こす議論と訣別,過去に「心落着く場所」を求めず「歴史的創造」の視角に立つことを宣言します. 正直なところ,やさしい本,ではありませんが,史料,研究史,そして現代社会に対する著者の緊張感と,未来を見通すための苦闘のさまが行間から伝わってきます.爽やかな読後感を得られる本であることに間違いはありません(HT).



分野別クイックジャンプ