経済制度の生成と設計 品切
税込6264円/本体5800円  


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経済制度の生成と設計 

鈴村 興太郎 編, 長岡 貞男 編, 花崎 正晴 編
ISBN978-4-13-040223-1, 発売日:2006年03月中旬, 判型:A5, 484頁

内容紹介

グローバル化する世界の中で,戦後日本経済システムの制度疲労の克服が叫ばれる今こそ,国民福祉の一層の改善に寄与する新しい経済政策・制度設計が求められている.特に環境や企業の研究開発などの分野で今後どのような改革の方向性を目指すべきか,分析・提言する.


主要目次

序 章 漸進的革新を求めて(鈴村興太郎・長岡貞男・花崎正晴)

第I部 制度設計の経済学
第1章 制度の理性的設計と社会的選択(鈴村興太郎)
第2章 自然なメカニズム・デザインをめざして(西條辰義・大和毅彦)

第II部 国際通商政策の制度設計
第3章 WTO政策規律の経済学的含意(木村福成)
第4章 WTOのモラルサポート的役割(古沢泰治)
第5章 地域経済統合における原産地規則(石川城太)

第III部 環境政策の制度設計
第6章 地球環境問題と国際的政策協調(清野一治)
第7章 温室効果ガス排出権取引の国内制度設計:実験経済学分析(赤井研樹・草川孝夫・西條辰義)
第8章 日本の地域別温暖化対策の課題(内山勝久)
第9章 カーボンファイナンスの評価と今後の可能性(尾崎雅彦)

第IV部 企業と研究開発の制度設計
第10章 職務発明制度の経済分析(長岡貞男)
第11章 産学官連携と政府の役割――ナショナル・イノベーション・システムの視点から(岡田羊祐)
第12章 研究開発のスピルオーバー効果と技術の専有可能性(冨田秀昭)
第13章 経済システムとコーポレート・ガバナンス――米・日・東アジアの比較分析(花崎正晴)


担当編集者から

本書のタイトルにある経済制度の「生成」が意味するところは,歴史的に形成されて,社会に根付いてきた側面が経済制度にはある,ということです.一方,「設計」とは,経済制度を社会の姿に合わせて理性的に作り上げること.経済制度にはこのふたつの側面があるという本質を踏まえると,経済制度改革とは,現状の制度が持つ歴史的背景をしっかり見極めたうえで,それを理性的に評価して,歴史の審判にも堪えうるものを生み出す漸進的な作業であるべき,というのが本書の主張です.このところ「改革」という言葉が巷にはあふれていますが,「改革するぞ!」と威勢良く声を上げるだけではダメなのです.少子高齢化,地球温暖化など世の中を取り巻く環境が激変する中,あるべき制度改革を真剣に考える一助となるのが本書です.



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