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科学・技術と社会倫理 その統合的思考を探る

山脇 直司 編
ISBN978-4-13-001100-6, 発売日:2015年01月下旬, 判型:四六, 320頁

内容紹介

科学と科学者のあり方は? 科学では答えることのできないトランス・サイエンスとしての倫理・公共哲学的課題にどのように取り組むか? 今後の教養教育をいかにすべきか? 3・11後の原発事故によって科学・技術と社会倫理に突き付けられた課題を統合的に考察する.


主要目次

序 「科学・技術と社会倫理」の統合的思考を探る(山脇直司)

第1部 討論 科学・科学者のあり方とトランス・サイエンス
報告 科学と科学者のあり方(池内 了)
二つのテーマ/トランス・サイエンス問題/原発の反倫理性(犠牲のシステム)/反倫理性を内蔵する科学・技術/多数の受益者と少数の被害者/単純系から複雑系へ/確率統計現象/共有地の悲劇/科学とは別の論理が必要/科学者のあり方として/科学批判と提案/「等身大の科学」:具体例/科学者からの批判/オープンサイエンス/デジタル時代の新しい可能性
コメント1(野家啓一)/応答1(池内 了・山脇直司)
コメント2(島薗 進)/応答2(池内 了・山脇直司)

質疑応答(小林傳司・今田高俊・鬼頭秀一・小島憲道・平井俊顕・伊東俊太郎・竹内日祥)

第2部 教養教育の復権
近代哲学からSTSと公共哲学へ――教養教育のための一視角(山脇直司)
 一「諸学問を統合する営み」としての近代哲学――その再理解
 二 統一科学,一般システム論,STS――二〇世紀における専門知を統合する試み
 三 公共哲学の統合学的転回・展開とSTS
 四 教養教育のイノベーションのために

技術知と社会知の統合――専門家のための教養教育としてのSTS(藤垣裕子)
 はじめに
 一 後期教養教育とは
 二 後期教養教育としてのSTS
 三 具体的な教材

科学・技術システムと責任の問題(直江清隆)
 はじめに
 一 原発事故から垣間見える科学・技術の責任の問題
 二 科学・技術の責任という概念の拡大
 三 技術と社会の統合のための教養教育

知の構造転換と大学の役割(小林傳司)
 一 知識の公共性と社会制度
 二 何のための研究か
 三 研究の多様性
 四 大学の社会的責任

技術と社会の統合による教育(クラウス・マインツァー)
 はじめに
 一 日本とヨーロッパにおける教育と技術の変革
 二 イノベーション力学と技術開発
 三 教育的課題としての技術と社会の統合

第3部 倫理の新たな役割と展望
原子力時代における倫理概念の再構築――統合的観点から(山脇直司)
 はじめに
 一 ドイツのメルケル倫理委員会における包括的な倫理概念
 二 「近代の未完の大きな物語」としての原子力
 三 公共倫理の統合論的再構築

科学技術の不確実性とその倫理・社会問題(鬼頭秀一)
 一 はじめに――原子力問題が提起するもの
 二 不確実性という問題――今までの議論の中から
 三 不確実性の問題――古典的な問題としての「工学
 四 「不確実性」問題再論――その倫理・社会問題
 五 「不確実性」のマネジメントと社会的コントロールの可能性
 六 終わりに

特 論 統合学の意義(竹内日祥)
エピローグ(山脇直司)



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