〈救済〉のメーディウム 在庫あり
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〈救済〉のメーディウム ベンヤミン、アドルノ、クルーゲ

竹峰 義和
ISBN978-4-13-010130-1, 発売日:2016年09月下旬, 判型:四六, 472頁

内容紹介

ベンヤミン,アドルノ,クルーゲが対峙した映画や音楽,テレビといったメーディウム.それらはありえたはずの過去と来るべき未来が交錯し,〈救済〉の瞬間が顕現する媒体でもあった.彼らのテクストを内在的に精読することで,そこに孕まれるアクチュアリティを再起動し,〈救済〉の音楽を鳴り響かせる.


主要目次

序 論 フランクフルト学派のアクチュアリティ

第I部 救済の美学
第1章 「無声映画の革命的優位性」――初期ベンヤミンにおける〈沈黙〉と〈音楽〉
第2章 解体と再生の遊戯――ベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」について
第3章 補論1 外来語の救済――初期アドルノにおけるクラウス的な主題をめぐって

第II部 メーディウムとしての芸術作品
第4章 芸術の認識機能――アドルノのシェーンベルク論をめぐって 
第5章 破壊と救済のはざまで――アドルノ美学におけるキッチュの位置
第6章 補論2 挑発としての擬態――アドルノ文化産業論再考

第III部 変容する投壜通信
第7章 投壜通信からメディア公共圏へ――アドルノとクルーゲ
第8章 労働のメタモルフォーゼ――ネークト/クルーゲ『歴史と我意』(1981)をめぐって
第9章 マルクス主義の死後の生――クルーゲ『イデオロギー的な古典古代からのニュース』

あとがき
索引

The Medium of Redemption : Benjamin-Adorno-Kluge
Yoshikazu TAKEMINE



関連情報 

  1. […] それから、図書新聞の第3297号(3月25日発売)に、竹峰義和さんの近著『〈救済〉のメーディウム──ベンヤミン、アドルノ、クルーゲ』(東京大学出版会、2016年)の書評を書かせていただきました。「媒体の美学の可能性──ベンヤミン、アドルノ、クルーゲの不実な遺産相続の系譜から浮かび上がるもの」と題する拙稿では、時に「剽窃」と非難されることもあるアドルノによるベンヤミンの思想の継承に内在する、破壊的ですらある読み替えが思想の内実を批評的に生かしていることや、師にあたるアドルノが映画や放送メディアのうちに見ようとした可能性を、師とは異なった方向性において開拓するクルーゲの仕事に光を当てる本書の議論が、「フランクフルト学派」のもう一つの系譜とともに、知覚経験を解放する「救済の媒体(メーディウム)」の美学の可能性を示している点に触れました。この原稿が、ベルリン滞在中に公刊を予定して書いた最後の原稿ということになります。 […]

    ピンバック by 早春の仕事など | Flaschenpost — 2017/3/26 日曜日 @ 15:14:58

  2. 竹峰義和『〈救済〉のメーディウム』が第8回表象文化論学会賞を…

    【内容紹介】
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    トラックバック by トピックス — 2017/6/7 水曜日 @ 12:03:08

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