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教養としての認知科学 

鈴木 宏昭
ISBN978-4-13-012110-1, 発売日:2016年01月下旬, 判型:四六, 296頁

内容紹介

人間はどのように世界を認識しているか? 「情報」という共通言語のもとに研究を進める認知科学が明らかにしてきた,知性の意外なまでの脆さ・儚さと,それを補って余りある環境との相互作用を,記憶・思考を中心に身近なテーマからわかりやすく紹介.
【円城塔氏(作家)推薦の辞】
「この本を読むと,人間は自分で思っているよりも,いい加減なものだとわかる.いい加減な人が読むべきなのはもちろんだが,自分はしっかりしていると思っている人こそ,読むべきである.」
【長谷川寿一氏(東京大学教授)】
「知性とは何か? この問いに挑む認知科学は諸科学が交わるホットスポットだ. 東大駒場の名物講義を是非あなたにも.」


主要目次

第1章 認知的に人を見る
 認知科学とは
 知的システム
 しくみ、はたらき、なりたち
 学際科学としての認知科学
 情報――分野をつなぐもの
 生物学的シフト
 認知科学を取り巻く常識? 

第2章 認知科学のフレームワーク
 表象と計算という考え方
 さまざまな表象
 知識の表象のしかた
 認知プロセスにおける表象の役割

第3章 記憶のベーシックス
 記憶の流れ
 記憶と意図
 一瞬だけの記憶――感覚記憶
 人の記憶はRAMか――短期記憶とチャンク
 ワーキングメモリ――保持と処理のための記憶
 知識のありか――長期記憶
 情報を加工する――短期記憶から長期記憶へ
 思い出しやすさ――符号化特定性原理
 思い出していないのに思い出す――潜在記憶とプライミング
 まとめ

第4章 生み出す知性――表象とその生成
 はかない知覚表象
 言葉と表象
 作り出される記憶
 記憶の書き換え
 仮想的な知識――アナロジー
 まとめ――表象とは何なのか

第5章 思考のベーシックス
 新たな情報を生み出す――推論
 目標を達成する――問題解決
 選ぶ――意思決定
 人間の思考のクセ
 まとめ

第6章 ゆらぎつつ進化する知性
 四枚カード問題、アゲイン
 データに基づき考える
 思考の発達におけるゆらぎ
 ひらめきはいつ訪れるのか
 まとめ――多様なリソースのゆらぎと思考の変化

第7章 知性の姿のこれから
 表象の生成性
 身体化されたプロセスとしての表象
 世界への表象の投射
 思考のゆらぎと冗長性
 世界というリソース
 おわりに

引用文献
索引



関連情報 

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