» 送料一律200円(大判特別書籍を除く)・代引きでご購入いただけます
» 詳しいご注文方法
アマゾン|紀伊國屋BookWeb|ビーケーワン|セブンアンドワイ|ブックサービス
「わかる」ことの原点を問い直す.科学哲学や教育実践の立場から文脈理解に迫る一方,理解における他者とのインターラクションやシンボルの文化的起源の重要性を説き,理解研究の流れをふりかえる.専門分野の異なる第一人者たちの熱い議論を収録.
プロローグ(佐伯 胖)
1 理解の文脈依存性(村上陽一郎)
2 算数・数学における理解(銀林 浩)
3 理解におけるインターラクションとは何か(三宅なほみ)
4 リテラシーの文化的起源(M・コール)
5 「理解」はどう研究されてきたか(佐伯 胖)
解題 人はどのようにして「他人の心」を理解するのか(佐伯 胖)
本書は,日本における認知科学の創生期におこなわれた分野横断的かつ刺激的なシンポジウムの講演記録に,佐伯先生の書き下ろし(理解研究の歴史)を加えて構成されています.
専門分野の異なる第一人者たちが鋭く闘わす議論から,新しい学問としての認知科学の熱気・盛り上がりを感じ取りながら,知らず知らずのうちに理解研究の流れがつかめてしまう,〈新装版シリーズ〉コレクション認知科学のスタートを切るのにふさわしい一冊です.
解題では,5章のその後として,現在の理解研究においてホットな話題となっている,赤ちゃんの他人の心を理解する能力を扱っています.はたして心の読みは「心の理論」によるのかシミュレーションによるのか――.理解研究の最前線が,模倣・共同注意など発達の問題と絡めてふんだんに盛り込まれ,共感的かかわりの重要性を示唆する,エキサイティングな仕上がりとなっています.