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コレクション認知科学 4
日常言語の推論 

坂原 茂
ISBN978-4-13-015154-2, 発売日:2007年11月上旬, 判型:四六, 240頁

内容紹介

われわれは,自然言語を介して絶えず推論しながら生きている.条件文を中心とする自然言語の論理と,対話者間で共有される暗黙的知識の枠組の位置づけを図り,言語理解に関与する論理的知識と語用論的知識の相互関係を明確化する.巻末には,【解題】条件文研究の現状(坂原 茂)を新規収録.


主要目次

はしがき
記号一覧
プロローグ 認知科学研究者への案内(佐伯 胖/青山学院大学教授)
序論
1 推論事象の一般的考察
2 条件文の意味論
3 条件文の語用論
4 結論
補稿 自然論理と推論プロセス(山梨正明/京都大学教授)
*解題 条件文研究の現状(坂原 茂)


担当編集者から

 認知科学においては,“慎重で正しい”形式論理に則った推論の研究は,状況や文脈への依存という「領域固有性」の研究に取って代わられるようになりました.しかし,論理学では非形式的とされる推論のなかにも論理的な推論はあり,実は一般的知識を活用しながら整合的世界を構築する日常言語の世界では,中心的な役割を果たしているのではないかというのが,本書の主張です.
 対話者間で共有される一般的知識への依存による省略から出発し,言語学の語用論の側面から,条件文“pならばq”に代表される,日常言語における論理的推論のメカニズムを多方面から考察します.例として取り上げられる条件文にもごく身近なものが多く,楽しみながら納得できると思います.


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