チンパンジーから見た世界 在庫あり
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コレクション認知科学 12
チンパンジーから見た世界 

松沢 哲郎
ISBN978-4-13-015162-7, 発売日:2008年02月中旬, 判型:四六, 260頁

内容紹介

比較認知科学の視点を導入し,進化の隣人を知ることで人間の心の基盤を探る――図形文字による人工言語の習得などを通じて,認知機能の基本特性をヒトと比較する「アイ・プロジェクト」初期の記録.巻末には,【解題】「比較認知科学」から見えてきたもの(松沢哲郎)を新規収録.


主要目次

道案内 比較認知科学への期待(波多野誼余夫/故人・元放送大学教授)
1 チンパンジーを被験者とした認知科学の成立
2 AIプロジェクト
3 物の命名
4 色の知覚
5 形の知覚
6 イメージの回転と対称性
7 個体認知
8 記憶
9 数の概念
10 言語の二重性
11 比較認知科学への展望
12 エピソード
*解題 「比較認知科学」から見えてきたもの(松沢哲郎)


担当編集者から

 近年解読されたゲノム情報によれば,人間とチンパンジーの違いは,わずか1.23%! チンパンジーは,まさに「進化の隣人」です.
 チンパンジーといえば,その多様な能力でマスコミでもおなじみの京都大学霊長類研究所の「アイ」ちゃんですが,本書は,図形文字や数字などの視覚シンボルの習得を介して,チンパンジーの認知機能の基本特性を同条件で人間と比較する「アイ・プロジェクト」(1978年〜)の初期の記録です.それと同時に,従来の人間と動物という二分法を離れ,他の現生種との比較を通じて人間の心の進化的基盤を理解する「比較認知科学」という研究領域が確立していく記録でもあります.
 さまざまな実験的研究による比較を通じて理解されるのは,認知機能の生態学的制約(種ごとの固有性)と階層性(人間ではその深さに特徴があります).
 解題では,研究所での参与観察,野生環境での実験という手法により,社会的・発達的制約(親子を基盤とした社会的場面があって初めて心の発達がある)という第三の視点が加えられています.


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