近代アメリカの公共圏と市民 未刊
税込5940円/本体5500円  


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アメリカ研究叢書
近代アメリカの公共圏と市民 デモクラシーの政治文化史

遠藤 泰生 編
ISBN978-4-13-026153-1, 発売日:2017年04月下旬, 判型:A5, 370頁

内容紹介

王権から離脱した天地として産声をあげた合衆国は,市民自らによる直接・透明な統治の実験場であり,同時に先住民,奴隷,女性の包摂と排除が葛藤する政治とメディアの空間でもあった.建国期以降のアメリカ史の諸論点を公共圏の視点から縦覧し,近代民主主義の知られざる原像を描く.


主要目次

序 章 アメリカ近代史研究における公共性あるいは公共圏への関心と日本におけるその希薄(遠藤泰生)

第I部 選良と代理代表
第一章 『ザ・フェデラリスト』を読む――国家形成とデモクラシー(中野勝郎)
第二章 代表制と公共圏――被治者の同意から主権者市民へ(金井光太朗)
第三章 公定教会制と公共圏・序説――1780年マサチューセッツ憲法典を読む(佐々木弘通)

第II部 人種・ジェンダ−・エスニシティ
第四章 植民地フロンティアの変容と「公民」の創出――ヴァジニア植民地の入植地構想(森 丈夫)
第五章 奴隷制の時代における天分の問題(ジョイス・E・チャプリン:橋川健竜訳)
第六章 参政権なき女性の政治参加――1840年代マサチューセッツ州における10時間労働運動(久田由佳子)
第七章 交錯する市民権概念と先住民政策――1924年市民憲法の歴史的意義(中野由美子)

第III部 メディアとコミュニケ−ション
第八章 公共圏以前――近世イングランドおよび北米ニューイングランド植民地における異議申し立てと討議(ディヴィッド・D・ホ−ル:遠藤泰生訳)
第九章 建国期フィラデルフィアにおける印刷文化,人種,公共空間(肥後本芳男)
第一〇章 ニュ−イングランドの出版文化と公共倫理――プロテスタント・ヴァナキュラー文化の継承と変容(増井志津代)
第一一章 都市をまなざす――ブロードウェイと19世紀ニューヨークにおける視覚の文化(デイヴィッド・ジャフィー:橋川健竜訳)

あとがき(遠藤泰生)

The Public Sphere and Citizens: in the 18th- and 19th- Century United States
Yasuo Endo, Editor



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