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金融危機とマクロ経済 資産市場の変動と金融政策・規制

岩井 克人 編, 瀬古 美喜 編, 翁 百合 編
ISBN978-4-13-040253-8, 発売日:2011年09月中旬, 判型:A5, 320頁

内容紹介

今次の世界同時不況は,これまでのマクロ経済学の敗北であった.日本学術会議経済学委員会のメンバーが,危機とその後の大不況の分析から,経済学の新たなパラダイム構築のための足掛かりを提示する.


主要目次

はじめに(岩井克人・瀬古美喜・翁 百合)
第1部 金融政策とマクロ経済
第1章 金融革新と銀行行動:金融危機の発生メカニズム(小川一夫)
第2章 サブプライムローン問題の日本経済への影響:日本を襲った2つの金融危機 (宮越龍義・高橋豊治・島田淳二・佃 良彦)
第3章 金融危機と日本の量的緩和政策(本多佑三・立花 実)
コメント(福田慎一)

第2部 資産市場の変化
第4章 バブルと金融システム(柳川範之・平野智裕)
第5章 不動産価格の変動とマクロ経済への影響:転居阻害要因と住宅価格変動の分析から(瀬古美喜・隅田和人・直井道生)
第6章 貧困率と所得・金融資産格差(大竹文雄・小原美紀)
コメント(小川一夫)
第3部 金融危機への対応と規制
第7章 金融市場におけるリスクと特性:複雑システムの物理学の視点から(高安秀樹)
第8章 グローバル金融危機と中央銀行の対応:日本における「非伝統的金融政策」の経験から(福田慎一)
第9章 金融危機後の規制監督政策:マクロプルーデンスの視点から(翁 百合)
コメント(柳川範之)
終 章 総括と展望:残された研究課題は何か(岩井克人)


担当編集者から

ロバート・ルーカスはかつて「マクロ経済学は,大恐慌に対する知的対処として,1940年代に独自の分野として生まれた」と述べました.しかしその後,2007年にリーマン・ショックが発生し,世界は1930年代の大恐慌以来の経済危機に陥ってしまいました.今回のグローバルな経済危機は,世界中で数多くの人を失職させ,家計から資産を奪い,企業を倒産させ,金融機関を破綻させました.ポール・クルーグマンは,過去30年のマクロ経済学の発達を「良く言ったとしても,見事なほど無用,悪く言えば,確実に有害」と断罪しています.しかし,大恐慌がマクロ経済学という新たな学問分野を生み出す契機となったのと同様,今回の危機は経済学が新たなマクロ経済学を構築していくための大きな契機となるはずです.本書が,そのための手がかりとなればと思います.



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