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『ミクロ経済学』(小会より2008年4月刊)と同じ共著者による演習問題集.前著と対応させた構成により,通読することで標準化されたミクロ経済学を正しくスムーズに理解させる.ゲーム理論に重点を置いた内容は,最新の学説を踏まえた独立した補助教材としても高い価値を持つ.
※正誤表なども掲載している著者グループのウェブサイトはこちらです.ご参考ください.
第1部 経済主体の行動と価格理論
第1章 消費者行動
第2章 生産者行動
第3章 市場均衡
第2部 ゲーム理論と情報・インセンティヴ
第4章 ゲーム理論の基礎
第5章 不完全競争
第6章 不確実性と情報の非対称性
第7章 外部性と公共財
あれこれと工夫を凝らした受験問題集に慣れ親しんできた大学生にとって,大学で学ぶ講義の問題集は無味乾燥なものが多いという印象を持っているのではないでしょうか.本書は「読んで楽しくミクロの考え方が身に付く」をモットーに,学びやすさにも配慮をしています.各章の頭には「概要」,「キーワード」,空所補充と一問一答式の「基本的事項の確認」問題があり,大問に入る前に必須事項を学習できます.大問は,重点問題とそれ以外の区別をし,速習者や基本を繰り返したい読者のためのアクセント付けがなされています.
また本書は教科書同様にゲーム理論に相当数のページを割き,重要度に比べて中級レベルの例題の少なかったゲーム理論の学習者にとっては,待望の書であると思います.
大学院入試,公務員試験,会計士試験,上級ミクロ経済学受講者など,各種試験の受験者にはお奨めの一冊です.