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自分の意識や身体,他者,そして世界の在りかたに気づき,感じる心をもつこととは.現象学によるアプローチから教育にかかわってきた著者が,フッサール,ハイデッガー,サルトル,メルロ - ポンティなどのテキストからやさしく説きおこす.
第1章 認識から感情へ
第2章 意識の微妙な在り方について――サルトルから学ぶ
第3章 他者との直接的関係について――ブーバーから学ぶ
第4章 身体の感受性について――メルロ - ポンティから学ぶ
第5章 物の現われについて――ハイデッガーから学ぶ
第6章 気分と多数の他者関係について――フッサールから学ぶ
おわりに 心の襞の解きほぐし
ある言葉を知った時から,自分の周囲が,世界が,違ってみえるようになること.現象学のテキストを読むことは,そんな体験かもしれません.子どものほんのすこしの表情の曇りや,自分の身体のわずかなこわばりが告げる意味を読むことを教育の始点においてみると,教室で起こることは,どう変わってゆくでしょうか!