在庫あり
税込7875円/本体7500円  

» 送料一律200円(大判特別書籍を除く)・代引きでご購入いただけます
» 詳しいご注文方法


他のオンライン書店で購入

アマゾン紀伊國屋BookWebビーケーワンセブンアンドワイブックサービス

施設で暮らす子どもたちの成長 他者と共に生きることへの現象学的まなざし

大塚 類
ISBN978-4-13-056216-4, 発売日:2009年11月中旬, 判型:A5, 320頁

内容紹介

他者への暴力,他者からの拒絶に対する恐怖,強い自己否定感――「根なし草」と表現せざるをえない,児童養護施設の子どもたち.日常生活の積み重ねを通して,彼らは他者と共に生きることへとどのようにして開かれてゆくか.フッサールをはじめとする現象学のまなざしで,フィールドをつぶさに記述してゆく.東京大学出版会刊行助成.


主要目次

はじめに
序 章 課題と構成
第I部 匿名的な他者との共同主観に定位することの意義
第一章 先行研究と相互主観性理論
第二章 匿名的な他者との共同主観である子どもたち
第三章 他者と共に生きることの脆さ
第II部 事例研究――他者と共に生きることへ向けて
第四章 他者と共に生きるための身体的な関わり合い
第五章 他者からの否定を蒙る関わり合い
第六章 他者との柔らかな関わり合いに向けて
第七章 他者との共同主観として生きること
終 章 他者と共に生きるために


担当編集者から

そばにいる人と,特に何を話しするでもないけれど,お互いもたれあいながらソファに座りこんで,ただ笑い合ってテレビをみている.――家族や友人同士の,よくありそうなこんな光景でさえ,かつて虐待を蒙った子どもには,自分とは遥かに遠いことであり,そこには何段もの階段を飛び降りなければいけないような恐怖でありもする…….そうした子が,おずおずと,施設のなかで他者と共にいきることへと手探りしてゆくなかで,養育者との間にどのような言葉が,意識が,身体接触が交わされてゆくか.子どものあらゆる細部をいつくしむような現象学的記述が深く印象に残る書です.



分野別クイックジャンプ