火山爆発に迫る 在庫あり
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火山爆発に迫る 噴火メカニズムの解明と火山災害の軽減

井田 喜明 編, 谷口 宏充 編
ISBN978-4-13-060753-7, 発売日:2009年02月中旬, 判型:A5, 240頁

内容紹介

なぜ爆発的な噴火が起きるのか――噴火現象を支配する原理の解明を目指して進められてきた,火口近傍の精密観測,現象の素過程を理解するための室内・野外実験,総合的な数値シミュレーション,そして予測を防災につなげる工夫などの最新研究成果を解説し,今後の火山研究が進むべき方向性を俯瞰する.


主要目次

まえがき(井田・谷口)
第1章 観測から火山を知る
1 火山の構造と噴火(田中良和・井田)/2 火山観測によるマグマの動態の把握(西村太志)/3 遠隔火山ガス観測(平林順一)/4 新しい観測機器の開発(谷口・後藤章夫・市原美恵・山田功夫)/5 噴火過程のモデル(井口正人)
第2章 実験から噴火のメカニズムを探る
1 噴火の素過程(谷口・中村美千彦)/2 揮発性成分の発泡(寅丸敦志)/3 マグマからの脱ガス(中村美)/4 マグマの破砕(亀田正治・市原)/5 火山爆発のスケール則(谷口・市原・後藤)
第3章 噴火現象のシミュレーション
1 噴火現象の数値シミュレーション(井田)/2 マグマの上昇過程(井田)/3 溶岩流(宮本英昭)/4 噴煙と火砕流(小屋口剛博・鈴木雄治郎)/5 火山性爆風(齋藤 務)/6 火山性津波(今村文彦・前野 深)
第4章 火山災害の予測と軽減
1 噴火予知と火山防災(井田)/2 火山ハザードマップと火山防災(中村洋一)/3 予知と防災の情報戦略(小山真人・吉川肇子・中橋徹也・伊藤英之・林信太郎・前嶋美紀)/4 火山防災の方策(林・伊藤)
索引


担当編集者から

 日本人にとって火山は身近な存在です.普段は火山とその周辺の美しい風景を楽しみ,火山が熱源となっている温泉を堪能する行楽の場となっていますが,いったん噴火が始まると様々な災害を引き起こして,人々に恐れられてきました.とくに,火山爆発,すなわち爆発的な噴火は,最も深刻な災害の原因となってきました.
 ところが,こういった噴火はどんなタイミングで発生するのか,どんな条件で爆発的になるのか,などの仕組みはこれまで必ずしもよく理解されていませんでした.噴火はそれぞれ火山によって,また個々の噴火によって,多様な様相を見せますが,火山や噴火の本質に迫るためには,噴火現象を支配する普遍的な物理原理を探らなければなりません.
 本書は,この目的のために2002-2006年度の5年間にかけて行われた特定領域研究「火山爆発のダイナミックス」の研究成果をもとに,最先端の理解を広く知っていただこうと編まれたものです.観測,実験,シミュレーションから防災まで,噴火現象の全体像が体系的に浮かび上がるよう構成してあります.この分野に興味をもつ方々にぜひ手にとっていただければと願っています.



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