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東日本大震災の科学 

佐竹 健治 編, 堀 宗朗 編
ISBN978-4-13-063710-7, 発売日:2012年11月下旬, 判型:四六, 272頁

内容紹介

東京大学の様々な分野の研究者が,多角的かつ科学的に分析した「災害の科学」最先端をわかりやすく解説する.今回の震災の分析にとどまらず,将来の大地震(首都圏直下,南海トラフ)に向けて,建設的・科学的な提言を行う.


主要目次

1 どんな地震だったのか――東北地方太平洋沖地震の地球科学的背景、概要と影響(小原一成)
1 東北地方太平洋沖地震の詳細像
2 東北地方太平洋沖地震による影響
3 前兆はあったか?
4 今後の課題

2 どんな津波だったのか――津波発生のメカニズムと予測(佐竹健治)
1 東日本大震災の津波
2 津波警報の成功と失敗
3 過去にも発生していた津波
4 東北地方太平洋沖地震のモデル
5 原子力発電所と津波
6 世界のM9地震
7 まとめ――低頻度の津波に備える

3 津波の被害調査と津波防災――被害の実態と今後の防災対策(佐藤愼司)
1 津波の沿岸での増幅と遡上・氾濫
2 津波痕跡調査の重要性
3 防護構造物の機能と限界
4 今後の津波防災のあり方

4 災害情報をいかに早く正確につかむか――空間情報技術による被害調査(布施孝志)
1 初動調査における被害情報の早期取得
2 詳細調査による被災状況の把握
3 GISによる情報の分析・共有
4 今後の空間情報の貢献と課題

5 避難しないのか、できないのか――避難行動と防災教育(田中 淳)
1 避難の実態
2 避難の促進要因・抑制要因
3 防災教育への期待と課題

6 東日本大震災の経済的側面――経済構造変化と財政難の日本を背景に(田中秀幸)
1 東日本大震災が及ぼした経済的影響
2 大震災の地域経済への影響――阪神・淡路大震災を例に
3 将来の大災害に備えて
4 まとめ

7 東海・東南海・南海地震像への備え――観測とシミュレーション融合による地震発生予測(古村孝志)
1 繰り返す、南海トラフ地震と三連動の宝永地震
2 慶長の津波地震
3 南海トラフ三連動地震と津波地震の大連動の可能性
4 南海トラフ連動型巨大地震に備える
5 巨大地震の発生予測と災害軽減に向けて

8 構造物と都市の地震シミュレーション――次世代型ハザードマップに向けて(堀 宗朗)
1 耐震工学――構造物のシミュレーション
2 防災工学――都市のシミュレーション


担当編集者から

 2011年冬学期に東京大学駒場での全学自由研究ゼミナールで行われたオムニバス講義が元となっています.著者は東京大学の地震研究所,工学部,情報学環の先生方です.いままで東日本大震災に関する本はたくさん出版されていますが,理学・工学から情報学・防災教育・経済学まで,これほど広くさまざまな視点から東日本大震災を分析した本は,本書が初めてと思います.また,今後危惧されている南海トラフや首都直下の巨大地震にどう備えるか,についても多くのページが割かれています.地震国日本に暮らす,とくに次世代に向けて,地震・津波・災害に関わる多様な学問を理解し創造する礎となりますように.



訂正情報

▼正誤表ファイル [2014-06-12]
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