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無数の文字が貼り付けられた東京の夜空,差別が滞留するフランスの郊外,モスクワのポップス…….文学の楽しみと文化の現在を「すこし違ったふう」に描き出したエッセイ集.現代世界文学の最高のナビゲータ,柴田元幸と沼野充義による東大文学部「多分野交流演習」から生まれた珠玉の講義録.
序(柴田元幸)
「もじのとし」(マイケル・エメリック)
「ロシアのポピュラー音楽の歴史」(久野康彦)
「ポーランド最後のユダヤ人」(ロジャー・パルバース)
「過去と現在をつなぐ」(小沢自然)
「愚痴と文学」(野中 進)
「マリー・ンディアイの世界」(小野正嗣)
「音楽に魅せられる時」(小沼純一)
「語りなおされる古典」(栩木伸明)
「源氏物語とクレーヴの奥方」(藤原克己)
「家族の呪縛――21世紀アメリカ小説をめぐって」(柴田元幸)
おわりに(沼野充義)
えっ,「こんな小説が」「詩が」「歌が」この世にあったのかー!,というびっくりで,まず読んでいただけます.そのあとで,そうした文学を,音楽を,研究するということの面白さとか,熱さとか,真剣さとか,そうしたものが,ジンワリと感じられてきます.こんな授業があるだなんて,東大文学部「現代文芸論」,行ってみたい!
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