記号と再帰 在庫あり
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記号と再帰 記号論の形式・プログラムの必然

田中 久美子
ISBN978-4-13-080251-2, 発売日:2010年06月中旬, 判型:A5, 288頁

内容紹介

人類史上最も成功した人工言語である,プログラミング言語.自然言語と異なり整備された規則をもつこの言語の記号論的な探求は,一方で自然言語に通底する知見を我々にもたらす.再帰性の概念を軸に,人間の記号そのものを再考する野心的な試み.


主要目次

1章 人工言語と記号論
2章 情報記号
第1部 記号のモデル
3章 バビロンの混乱
4章 記号が一体化する時
5章 「である」と「する」
第2部 記号,対象の種類
6章 文 x:=x+1
7章 三種類の項
8章 ある■・その■
第3部 記号のシステム
9章 構造的・構成的
10章 記号と時間
11章 系の再帰と進化
12章 結語


担当編集者から

「X=X+1」という式……,「XとはXに1を足したものである」と言ったら,それはおかしな話ですね.でも,すこしでもプログラミングを齧ったことのある方だったら,これは「Xという変数に割り当てていた値に1を足すことをせよ」という命令だということは,ピンとくるはずです.同じ動作をするのに美しいものと美しくないものもあるというプログラミングですが,では,人がプログラムを記述するとき,そこでは記号を介してどんな意味の作用が働いているのでしょうか.それは我々の日常の言語とどこまで同じで,どう違うのでしょうか.生産される文字の量で計ればいまや人間の言語生活の大きな部分を占めるようになった人工言語“プログラミング言語”の記号論に挑戦する,まったく新しい企てです.



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