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日本美術の発見者たち 

矢島 新, 山下 裕二, 辻 惟雄
ISBN978-4-13-083035-5, 発売日:2003年06月中旬, 判型:A5, 234頁

内容紹介

美術史の枠の中で語られることのなかった作品が,誰にどのように発見されたのか.柳宗悦による民芸の発見,岡本太郎による縄文の美の発見,辻惟雄による奇想の画家の再評価,赤瀬川原平による超芸術トマソンの発見.発見者と発見されたものを,図版を示しながら分かりやすく解説する.


主要目次

「眼の革命」――日本美術の発見者たち(矢島新)
1柳宗悦――民芸の発見
2岡本太郎――縄文の発見
3辻惟雄――奇想の系譜
4近世宗教美術の発見(円空と白隠)
5赤瀬川原平――超芸術トマソンの発見
6「眼の革命」から日本美術の構造を考える
岡本太郎の痛撃――「日本美術史」の内側と外側(山下裕二)
対談『奇想の系譜』以前・以後(山下裕二×辻惟雄)


担当編集者から

渋谷の松濤美術館「眼の革命 発見された日本美術」展(2001年秋)から生まれた本です.今や日常語となった「民芸」(民衆芸術の略)も,実は柳宗悦という人の「発見」したものであり,あのダイナミックな縄文土器も,岡本太郎が「これはすごい」と言うまでは考古学研究の対象でしかありませんでした.また,若冲や蕭白のド肝を抜く色づかいや大胆な構図も,辻惟雄著『奇想の系譜』でとりあげられて初めて,多くの人に知られるようになったのです.
  この本は,発見されたものの魅力を伝えると同時に,発見者たちのまなざしの有り様を多くの図版とともに楽しんでもらう本です.予定より長くなってしまった辻・山下の師弟対談は,コンパクトな近代日本美術史の趣きもあり,ウラ美術史の様相も呈していて,痛快.装丁がすごいでしょ(H).



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