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小説のしくみ 近代文学の「語り」と物語分析

菅原 克也
ISBN978-4-13-083070-6, 発売日:2017年04月下旬, 判型:四六, 432頁

内容紹介

語ることで立ち現れる虚構の世界.語り手が担う「語り」のしくみを解きあかすことで,小説の物語はより深くより豊かなものとなる.小説を読むとはどのようなことか.語る行為,読むという行為を問いなおす,物語論と日本近代文学との出会い.


主要目次

第一章 テクストの相
1 三つの相――物語内容、物語言説、物語行為/2 太宰治「浦島さん」/3 物語内容とは何か/4 物語行為/
5 語りに仕組まれる読みの方向/6 読みの方向と物語内容

第二章 語り手と語りの場
1 語り手という存在/2 語り手の姿――読者と向きあう語り手/3 語り手と物語世界/4 語りの階位/
5 枠物語――外枠の物語と埋め込まれた物語/6 物語を作る語り手――永井荷風『墨東奇譚』/7 聞き手と向き合う語り手

第三章 語りの視点
1 心の中を語ること/2 焦点化――誰が知覚し、誰が語るのか/3 焦点化概念の変容/4 黒澤明『羅生門』と芥川龍之介「藪の中」の語り/5 芥川龍之介「偸盗」の語り

第四章 テクストの声
1 テクストから聞こえる声/2 森鷗外「山椒大夫」における話法の処理

第五章 語りと時間
1 小説の中の時間/2 順序/3 持続/4 頻度

終 章
テクストと向き合う読者――「読者」の二つの意味/分析の対象としての語り/物語論の限界――テクストの外へ

The Makings of Fiction: An Introduction to the Narrative Analysis of Modern Literature
Katsuya Sugawara



関連情報 

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    トラックバック by 書評 — 2017/6/20 火曜日 @ 11:39:12

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