先天盲開眼者の視覚世界 (冊子版)

冊子版 電子書籍
著者
鳥居 修晃
望月 登志子
ジャンル
人文科学  > 心理
発売日
2000/10/19
ISBN
978-4-13-011111-9
判型・ページ数
A5 ・ 360ページ
定価
6,050円(本体5,500円+税)
在庫
品切れ・重版未定
内容紹介
目次
著者紹介
開眼手術を受けた先天性盲人が、何も見て取れない手術直後の状態から、色・大きさ・形など物の属性ならびに事物や顔を把握していく過程を、長年の綿密な観察と系統だった実験で追究する本書は世界に誇れるものである。視知覚の謎に迫るとともに、視覚障害者の認知活動を開発・形成するための手立てを探る。
序章 問題の所在と本書の課題
1章 開眼手術前後の視覚障害状況
2章 保有視覚と手術前後の視覚体験
3章 色名と色の対応
4章 図領域の探索活動とその展開
5章 立体の弁別と視点
6章 事物とその属性
7章 属性の抽出とその総合
8章 視覚の発生と非言語的交信行動の形成過程
9章 鏡映像の知覚と定位
終章 残された課題と今後の展望
鳥居 修晃
東京大学名誉教授
望月 登志子
先天盲開眼者の視覚世界
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