地図と絵図の政治文化史
- 著者
-
黒田 日出男
編
メアリ・エリザベス・ベリー 編
杉本 史子 編
- 発売日
- 2001/08/27
- ISBN
- 978-4-13-020131-5
- 判型・ページ数
- A5 ・ 472ページ
- 定価
- 7,480円(本体6,800円+税)
- 在庫
- 品切れ・重版未定
内容紹介
目次
著者紹介
地図や絵図に何を書きこむか、どう表記するかということは、きわめて強い政治的な行為なのだ。本書は、地図・絵図を歴史史料の主役のひとつとして位置づけ、そこに込められた意図、作成の政治史・文化史的背景を読み解くことを中心に、新たな研究方法論の確立を追求することをめざす。
第I部 「日本図」の政治文化史
「行基式〈日本図〉とはなにか」(黒田日出男)
近世期の「日本図」と「日本」の境界(ロナルド・トビ)
一覧図の政治学(ヘンリー・スミス)
第II部 近世地図の政治文化史
「統一権力と地図作成」(メアリ・ベリ)
「裁許」と近世社会(杉本史子)
19世紀日本近海測量について(横山伊徳)
第III部 地図の書誌学と研究方法論
古地図解釈へのアプローチ(デトレフ・タランチェフスキ)
「地図の書誌学」(馬場章)
海を越えたある荘園絵図摸本について(近藤成一)
「行基式〈日本図〉とはなにか」(黒田日出男)
近世期の「日本図」と「日本」の境界(ロナルド・トビ)
一覧図の政治学(ヘンリー・スミス)
第II部 近世地図の政治文化史
「統一権力と地図作成」(メアリ・ベリ)
「裁許」と近世社会(杉本史子)
19世紀日本近海測量について(横山伊徳)
第III部 地図の書誌学と研究方法論
古地図解釈へのアプローチ(デトレフ・タランチェフスキ)
「地図の書誌学」(馬場章)
海を越えたある荘園絵図摸本について(近藤成一)