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信仰と他者

寛容と不寛容のヨーロッパ宗教社会史

ISBN978-4-13-026128-9発売日:2006年10月16日判型:A5ページ数:360頁

内容紹介

宗教・宗派間の対立は民族問題と結びつき,今日にいたるまで争いを生み出している.普遍宗教としてのキリスト教により統合されつつも闘争と融和が錯綜するヨーロッパの中世から現代を舞台に,「他者」を容認するということの意味,寛容とは何かを解明する.

主要目次

緒論(深沢克己)
序章 近世フランス史における宗教的寛容と不寛容――ナント王令四〇〇周年をめぐる研究動向から(深沢克己)
第I部 中世の遺産
第1章 不寛容なる王、寛容なる皇帝――オットー朝伝道空間における宗教的寛容(千葉敏之)
第2章 中世シチリアの権力構造――異文化集団の共存と対立(高山 博)
第3章 レコンキスタ終結後のグラナダ王国における不寛容――その起源と生成(宮﨑和夫)
第II部 近代への曲折
第4章 イングランド国教会はカトリックである――一七・一八世紀のプロテスタント・インタナショナルと寛容問題(西川杉子)
第5章 アイルランドにおける宗派間の融和と対立――一八二〇年代のダブリンの事例から(勝田俊輔)
第6章 一八世紀フランス史のフリーメイソンと寛容思想(深沢克己)
第7章 近代フランスにおける公認宗教体制と宗教的多元性(松嶌明男)
第8章 現代フランス・プロテスタントと「寛容」言説――ナント王令四〇〇周年を中心に(和田光司)

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