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〈精神分析的子ども〉の誕生

フロイト主義と教育言説

ISBN978-4-13-056212-6発売日:2006年12月18日判型:A5ページ数:464頁

内容紹介

精神分析の父,フロイトは,解釈され批判されることによってこそ,その末裔たる現在の「心理主義化」した世界・教育を作り上げてきた――子どもを心理学的に理解可能な存在へと転換したフロイトとその系譜との連続性と断絶性を思想史的に読み解き,「心の教育」の理論的背景を問う.

主要目次

まえがき 「心理学主義化」した世界とフロイトの「死」 
プロローグ 〈精神分析的子ども〉の系譜学のために――課題と方法
第Ⅰ部 フロイトという〈扉〉の彼方へ――〈メタ心理学的なもの〉とその運命
序 フロイトという「扉」
1〈現実〉から〈幻想〉へ/精神分析からPTSDへ――起源としての〈誘惑理論の放棄〉の発見
2「誘惑理論」は〈放棄〉されたのか?――外傷原則の彼岸
3 フロイトとユングの分岐における〈人類の先史としての子ども〉――精神分析と反復説
第Ⅱ部 アンナ・フロイト―クライン論争――エピステーメーの変容
序 エピステーメーの変容――精神分析の心理学化
1 初期児童分析論争(一九二七)――自存的言説としての〈精神分析的子ども〉の起源
2 閉じた円環――〈人類の先史〉から眼前の〈子ども〉へ
3 アンナ・フロイト―クライン論争――〈精神分析的子ども〉の自律化
第Ⅲ部 フロイト主義と教育――〈精神分析的子ども〉の帰結
序 〈精神分析的子ども〉の事実化――教育言説のなかのフロイト主義
1 アイザックス――児童中心主義と精神分析
2 ボウルビィ――〈自然状態〉としての母子愛着
エピローグ フロイトから遠く離れて

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