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トクヴィルとデモクラシーの現在

ISBN978-4-13-036233-7発売日:2009年06月18日判型:A5ページ数:414頁

内容紹介

デモクラシーの諸問題を考えるとき,トクヴィルは最大の示唆を与えてくれる古典的思想家である.トクヴィルは,19世紀のアメリカとヨーロッパを対比しつつ鋭く観察し,デモクラシーの将来を占った.今日,トクヴィルの思想はわれわれに何を語りかけるか.

主要目次

序文(松本礼二・三浦信孝・宇野重規)

第一篇 トクヴィルという問い
I トクヴィルをどう読むか
I-1 デモクラシーの普遍性と多様性(ベルナール・ド・モンフェラン)
I-2 トクヴィルと日本の政治―一つの体験的考察(佐々木毅)
I-3 「デモクラシー」と「立憲主義」―トクヴィルに即して(樋口陽一)
II トクヴィルはどう読まれてきたか
II-1 19世紀アメリカにおける『アメリカのデモクラシー』(オリヴィエ・ザンズ)
II-2 トクヴィルあるいはヨーロッパの不幸な意識(フランソワーズ・メロニオ)
II-3 現代アメリカにおける『アメリカのデモクラシー』(ジェームズ・シュライファー)

第二篇 トクヴィルと三つの近代
I トクヴィルとアメリカ
I-1 トクヴィルとアメリカのデモクラシーの「出発点」テーゼ(ドニ・ラコルヌ)
I-2 アメリカにおける不平等―トクヴィルの憂慮に関する省察(ロジャーズ・M. スミス)
II トクヴィルとフランス
II-1 トクヴィルにおける「新たなアリストクラシー」の問題―仏米英比較(リュシアン・ジョーム)
II-2 分析装置としてのアリストクラシー(アラン・カハーン)
II-3 ブリッソーからトクヴィルへ―アメリカ・革命・民主政(富永茂樹)
III トクヴィルと日本
III-1 アンシャン・レジームと明治革命:トクヴィルをてがかりに(渡辺浩)
III-2 義気と慣習―明治期政治思想にとってのトクヴィル(松田宏一郎)
III-3 戦後日本のアメリカ研究とトクヴィル(古矢旬)

第三篇 トクヴィルと現代デモクラシー
I 革命と戦争
I-1 民主化と惨事の時代にトクヴィルをどう読むか(スティーヴン・ホームズ)
I-2 デモクラシーは平和的か―トクヴィルの軍隊・戦争論(松本礼二)
II 多様性と統合
II-1 トクヴィルと移民問題―米仏比較史の視点から(ナンシー・L. グリーン)
II-2 トクヴィルとライシテ・市民権?―ひとつの比較史的展望(三浦信孝)
III 自由主義と共和主義
III-1 市民権と宗教―トクヴィル的視座(アニェス・アントワーヌ)
III-2 トクヴィルと政治哲学の再生―大西洋両岸におけるトクヴィル(宇野重規)

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