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模索する近代日中関係

対話と競存の時代

ISBN978-4-13-026606-2発売日:2009年06月15日判型:A5ページ数:342頁

内容紹介

日本と中国が互いに近代化をめざし,さまざまな選択肢をかかえつつ交流していた19世紀から20世紀初頭.日本・中国・台湾の研究者が世代と国境を越えて,人の交流,知識の伝播,外交の視点から歴史のなかの対話を日中間の理解に向けて描き出す.

主要目次

まえがき(山田辰雄)
第I部 人の移動と接触
第1章 異郷に育つ――19世紀アメリカの日本人・中国人留学生(容應萸)
第2章 植民地から大陸へ――台湾海峡を渡った日本人(鍾淑敏)
第3章 生存と妥協――在華日系資本炭鉱の中国人労働者(陳慈玉)
第4章 師か? 敵か?――蒋介石・閻錫山の留日経験と近代化政策(深町英夫)
第II部 知の伝播と認識
第5章 近代的学科の形成――中国における「日本要素」の出現(章 清)
第6章 新語戦争――清末の厳復訳語と和製漢語との争い(黄克武)
第7章 体制改革における選択――清末の憲政視察と予備立憲(李細珠)
第8章 公理と強権――民国8年の国際関係論(吉澤誠一郎)
第III部 国家の利害と外交
第9章 領域と記憶――租界・租借地・勢力範囲をめぐる言説と制度(川島 真)
第10章 革命と外交――北伐期における蒋介石の外交戦略(左双文・高文勝)
第11章 地域認識と国際秩序――北伐期における日本の対中政策(黄自進)
第12章 通信特許と国際関係――在華無線権益をめぐる多国間紛争(貴志俊彦)
第IV部 日中関係史研究の回顧と展望
基調講演  日本人にとっての「中国」(衞藤瀋吉)
基調報告1 中日関係の現実と最近の中日関係史研(張海鵬)
基調報告2 戦後台湾における中日関係史研究(張玉法)
座談会 新たな日中関係史研究をめざして

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