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カーストと平等性

インド社会の歴史人類学

ISBN978-4-13-056106-8発売日:2010年02月22日判型:A5ページ数:576頁

内容紹介

デモクラシーの実現に向けた現代インドとカーストに特徴づけられた伝統インドをどう理解するのか.南アジアにおいて歴史的に蓄積された存在論的平等性の価値からとらえ直す.史料分析と人類学のフィールドワークの成果を縦横に駆使して,歴史変動のなかの地域社会のダイナミズムを描き出す.

主要目次

はじめに――インド社会の日常性と歴史性
序 章 民主化と社会変容への歴史人類学的アプローチ
第I部 歴史と記憶
第1章 18世紀インドのカーストと王権――前植民地期の職分権体制
第2章 植民地期における地域社会の変容――断片化されたコスモス
第II部 ポスト植民地の苦境
第3章 現代インド社会における「伝統」生モラル――社会文化領域の再生産
第4章 ポスト植民地社会における現金経済と派閥政治――政治経済領域における「魚の論理」
第III部 儀礼とアイデンティティ
第5章 儀礼・歴史・アイデンティティ――女神祭祀からみた地域社会と国家
第6章 ネーション形成における伝統のポリティクス――武術競技会によるオリッサ民族文化の創造と波紋
第IV部 社会変容とデモクラシー
第7章 カーストの解釈をめぐって――下からの社会変容
第8章 ヴァナキュラー・デモクラシーの可能性――地域社会のポスト・ポスト植民地的変容
終 章 ポスト植民地の彼方に

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