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福澤諭吉と陳独秀

東アジア近代科学啓蒙思想の黎明

周 程
ISBN978-4-13-016030-8発売日:2010年03月12日判型:A5ページ数:424頁

内容紹介

東アジアにおいて近代科学に焦点をあてた啓蒙思想はどのように形成されたのか.日本を代表する啓蒙主義者の福澤諭吉と,中国の新文化運動の指導者であった陳独秀を対比しながら,彼らを中心とした科学啓蒙思想の展開を明らかにする.一国内にとどまらず,東アジア総体のコンテクストから,両者が挑んだ問題を浮き彫りにする画期的な考察.

主要目次

序 論 東アジア啓蒙思想史への視角
第一章 福澤諭吉における啓蒙理念の形成
第一節 自由の尊重から独立の重視へ
第二節 国家の独立と個人の独立
第三節 「一身独立」の実現の方途
第二章 福澤諭吉の科学啓蒙思想の構造
第一節 儒学の批判
第二節 科学の唱道
第三章 福澤諭吉における啓蒙思想の転回と蹉跌
第一節 科学技術思想の転換
第二節 宗教不要論から宗教利用論へ
第四章 清朝末期中国における近代社会への思想変動
第一節 洋務運動と変法運動における西学受容の論理
第二節 新文化運動の前触れ
第五章 陳独秀における「民主」と「科学」
第一節 科学啓蒙理念の形成
第二節 進化論をもって「デモクラシー」を提唱する
第三節 「サイエンス」をもって宗教と迷信を批判する
第六章 「科学と人生観論争」と陳独秀
第一節 論争の背景と経緯
第二節 論争時の陳独秀の科学観
第七章 陳独秀における民主思想の深化と発展
第一節 マルクス主義者への道
第二節 「根元的民主主義」の彼方へ
結 論 東アジアの未来の「民主」と「科学」

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