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教育哲学の現場

物語りの此岸から

ISBN978-4-13-051325-8発売日:2013年06月29日判型:四六ページ数:262頁

内容紹介

もっぱら「問題」として語られる現代の教育,そんな時代,教育への公共性と「わが子への願い」の間をゆれる私たちが教育に踏みとどまることの意味は何か.教育の語りかたが変わることが,教育現実をすこしだけ変えてゆく.哲学と実践を往還するその臨床的界面を,気鋭の著者が語ってゆく. 推薦のことば 「語りに過ぎない.言葉だけでは「現実」に届かない.そうした批判の矢面に立つこの著者はしかし問い直す.教育の「現場」は,むしろ,私たちの「語り(ナラティヴ)」によって構成されているのではないか.では一体,「語りによって構成された現実(現場)」を生きるとはどういうことか.ぜひ「あとがき」から.すると「はじめに」へ連れ戻される仕掛けになっている.」
西平 直(京都大学大学院教育学研究科教授)

主要目次

後書き風の前書き――教育哲学と教育現実
I 「わが子への願い」と教育的公共性
第1章 「子どもが忌避される時代」に教育に踏みとどまるために――ランゲフェルドの「おとなであることの意味」を受け取り直す
第2章 教育におけるケアと公共性――親と教師が学校をつくる経験から
第3章 「教育的」公共性のアポリアと〈アリストテレス〉
II 物語りと教育現実
第4章 解釈学的「臨床教育学」のアクチュアリティ――「臨床教育学」的授業研究のための覚書
第5章 物語り論から教育研究へ
第6章 教育の制度と物語り
第7章 歴史の物語り論と教育哲学
第8章 教育哲学と政治/実践/ポストモダニズム

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