「情の理」論

情動の合理性をめぐる心理学的考究

著者
遠藤 利彦
ジャンル
人文科学  > 心理
発売日
2013/08/26
ISBN
978-4-13-011140-9
判型・ページ数
A5 ・ 368ページ
定価
5,940円(本体5,400円+税)
在庫
在庫あり
内容紹介
目次
著者紹介
その社会的、生物学的機能が注目され、急速に研究が進んでいる「情動」について、これまでの心理学的知見を紹介しながら、全体像の把握を試みる。旧来の「理性」の対極という視点を脱し、情動に潜む理知を、情動がもたらす機能性と情動を支える法則性という側面から論じ、「情」の本性に迫る。
序章
第I部 情がもたらす理
第1章 情動とは何か、いかに見なされてきたか
第2章 情動の機能性について考える
第3章 表情がもたらすものとは何か
第4章 情動の発達・情動が拓く発達
第5章 情動の両刃性について考える
第6章 「情の理」を生かす――「情動的知能」再考
第II部 情を支える理
第7章 情動はいかに生み出されるか
第8章 自己と情動――その密なる関係性を探る
第9章 情動の進化論
第10章 情動の文化論
第11章 情動の究極の基体とは何か
終章
「情の理」論
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