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解釈する民族運動

構成主義によるボリビアとエクアドルの比較分析

ISBN978-4-13-036250-4発売日:2014年01月29日判型:A5ページ数:364頁

内容紹介

ラテンアメリカ先住民運動は,今日各国において「最も成長を遂げた政治勢力」でもある.初期条件にあまり差のない4つの地域の運動が,選挙参加から制度外志向まで違いを見せたのはなぜか.自ら状況を解釈し,状況を構成する存在としてのマイノリティの運動を,大きな理論的射程と実証性で記述する意欲作.

主要目次

序 章 規範形成から民族運動を分析する:問題設定と着眼点
第1章 実証的構成主義:フレームワーク
1 構成主義の特徴
2 論証手順とその理論的前提
3 先行研究の批判的検討
第2章 ボリビアI:高地先住民運動
1 基礎情報
2 選挙参加を正当とする規範
3 先住民ゲリラ組織
4 パラレルな立法府の構想と挫折
5 選挙参加のみを正当とする規範の形成
第3章 ボリビアII:低地先住民運動
1 基礎情報
2 陳情志向
3 高地運動との対立
4 「全国組織」の使命としての選挙参加
5 制度外的権力獲得の否定
第4章 エクアドルI:高地先住民運動
1 基礎情報
2 政権獲得を正当としない規範
3 制度外的権力獲得の正当化
4 選挙参加と制度外的行動の同時実践
第5章 エクアドルII:低地先住民運動
1 基礎情報
2 政権獲得を正当としない規範
3 早期の選挙容認
4 制度外的権力獲得の肯定
終 章 解釈する民族運動:結論と含意 
1 規範形成の比較
2 エージェントとしての民族運動

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