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防災と復興の知

3・11以後を生きる

ISBN978-4-13-003150-9発売日:2014年06月10日判型:A5ページ数:80頁

内容紹介

列島沿岸を巨大堤防で覆う?――これまで通りの高度技術をふりかざすだけで,はたして本当に強靭な社会をつくることができるのか.哲学・生態学・地震学による対話を通して,自然と社会を千年の単位で見直し,再生のための知のあり方を探る.大学出版部協会創立50周年記念出版.

主要目次

第一章「ふるさと」の根源的な力と想像力の可能性(座小田 豊)
被災した者にできること/私の被災体験/私たちが生きていく責任の重さ/求められる「責任の問い」/「死」を切り離すな/他者の苦痛を臓腑で引き受ける/母を喪うということ/「なぜ生きるのか」が自己肯定に繋がる/「生きること」の問いから「生かされてあること」へ/「喪われた者たち」の記憶によってこそ「私」は保持される/「ふるさと」はアイデンティティの源/想像力の拠り所としての「ふるさと」/想像力と「良心」

第二章 森里海の連環から震災と防災を考える(田中  克)
稚魚研究から震災を見る/有明海/被災した三陸沿岸で何が起こっているか/価値観をいかに変えるか/やっぱり海と一緒に生きたい/森里海の負の繋がり/巨大防潮堤/今どう生きるか、何をすべきか/現場の声が世界に届くとき/「ふるさと」はどこへ

第三章 災害社会――本当に強い社会とは(川崎一朗)
地震学者として東日本大震災を思う/1000年スケールで災害リスクを考える/環境問題の原典/歴史学へのオブジェクション/政治学、経済学へのオブジェクション

終 章 「ふるさと」から「ふるさと」へ(座小田 豊)
「私たちはどこから来たのか、どこへ行くのか?」/「ふるさと」を追われて/「ふるさと」から/「自然」の連関としての「ふるさと」/いにしえの「ふるさと」へ/きたるべき「ふるさと」へ

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