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人文知3 境界と交流

ISBN978-4-13-003503-3発売日:2014年09月09日判型:A5ページ数:224頁

内容紹介

空間を超え,他者との交流と越境の動きのうちで自らを豊かにし,更新していく文化のダイナミズムを論じる.自己の内実とはいかに異境に,他者に委ねられ,開かれたものであるのかが浮き彫りにされ,「外へ」と踏み出していく人文知の魅力と可能性が示される.【シリーズ第2回配本】

主要目次

序 境界をめぐる思考 (熊野純彦/倫理学)
I 問題の原型
1 「自己と他者」という問題をめぐって (村本由紀子/社会心理学)
2 紙とデジタルの間で――人文学の物質的な側面と知的分業について(中村雄祐/文化資源学)
3 越境する知と生の作法――フロムにおける「無意識」と知の生成をめぐって(出口剛司/社会学)

II 交流の諸相
4 東北アジアという交流圏――王権論の視角から(小島 毅/中国思想文化学)
5 「長崎」再考――海域アジアと近世日本(島田竜登/東洋史学)
6 ゴシックにおける境界と交流 (木俣元一/美術史学 *名古屋大学)

III 日本近代という問題
7 「近代日本文学」という制度の成立 (安藤 宏/国文学)
8 裏切り者にならないために――翻訳について考えるときにたいてい誰もが考えるようなこと(柴田元幸/現代文芸論 *元東京大学)
9 「演説」と「挨拶」の公共圏――声の力の原点から考える(佐藤健二/社会学)
あとがき(佐藤健二)

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