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ヨーロッパ中近世の兄弟会

ISBN978-4-13-021079-9発売日:2014年09月29日判型:A5ページ数:544頁

内容紹介

ヨーロッパ中近世を生きた人々は,共通の守護聖人を信じる俗人の宗教的社団=兄弟会を通して,水平的な相互扶助の関係を築いていた.本書は,イタリア,フランスをはじめ広範な地域に展開した兄弟会の多様性を明らかにし,中近世の社会的絆のかたちを探る.新たなヨーロッパ中近世史像をめざす,比類のない包括的研究.

主要目次

総説 信心・慈愛・社会的絆
第一節 本書の課題
第二節 兄弟会の起源と類型
第三節 兄弟会活動の意義
第四節 都市共同体における社会的紐帯としての兄弟会
第五節 中世の兄弟会から近世の兄弟会へ

第一章 イタリア(米田潔弘)
第一節 概観
第二節 兄弟会と女性、青少年(子ども、青年、若者)

第二章 フランス(池上俊一・坂野正則)
はじめに
第一節 概観
第二節 兄弟会の遊興的側面、とくにレナージュについて
第三節 近世における聖体崇敬と兄弟会

第三章 ドイツ・スイス(長谷川恵・鍵和田賢)
第一節 概観
第二節 中世末期ドイツの職能別兄弟会
第三節 近世ケルンの「改革カトリック兄弟会」

第四章 ネーデルラント(河原 温)
はじめに
第一節 概観
第二節 ネーデルラントの兄弟会

第五章 イギリス(佐々井真知・唐澤達之)
第一節 概観
第二節 中世個別事例
第三節 都市支配層の社交と政治

第六章 スペイン(関 哲行)
第一節 中近世イベリア半島の兄弟会
第二節 マイノリティ兄弟会

第七章 地中海から日本へ(川村信三)
はじめに
第一節 創設期のイエズス会とヨーロッパの「兄弟会」
第二節 日本のコンフラリヤの概観
第三節 日本の既存宗教門徒組織とキリシタン・コンフラリヤの交差

おわりに

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