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戦前期東アジアの情報化と経済発展

台湾と朝鮮における歴史的経験

ISBN978-4-13-046116-0発売日:2015年12月28日判型:A5ページ数:280頁

内容紹介

電信・電話といった電気通信を基盤とする情報化は,19世紀末から20世紀半ばにかけての台湾と朝鮮でいかに展開され,同地域の発展に影響を与えたのか.現代にも通じる,低開発地域の情報化過程とそれが促す市場経済の発展について,歴史的考察をおこなう.

主要目次

序章
 第1節 問題の所在
 第2節 分析視角と構成
 
第I部 政府主導の情報化
第1章 台湾総督府による情報化の開始
 第1節 中国通信網から日本通信網へ
 第2節 1896~1919年の情報化
 第3節 電信・電話需要の分析
 第4節 小括
第2章 朝鮮総督府による情報化の開始
 第1節 中国通信網から日本通信網へ
 第2節 1906~1919年の情報化
 第3節 電信・電話需要の分析
 第4節 小括

第II部 民間主導の情報化
第3章 台湾における情報化主体の変化
 第1節 台湾総督府の通信政策とその限界
 第2節 民間主導の情報化I――電信
 第3節 民間主導の情報化II――電話
 第4節 小括
第4章 朝鮮における情報化主体の変化
 第1節 朝鮮総督府の電信政策とその限界
 第2節 電信架設運動と請願・寄付電信使節
 第3節 小括

第III部 情報化と市場経済の発展
第5章 台湾糖の取引制度の変化と糖商の対応
 第1節 近代移行期における砂糖取引
 第2節 砂糖取引の変化
 第3節 近代電気通信網と台湾糖取引
 第4節 小括
第6章 朝鮮米の取引制度の変化と米穀商の対応
 第1節 米穀取引構造の変化と米穀商の成長
 第2節 米穀取引における最適契約問題
 第3節 米穀取引制度の変化と電気通信需要
 第4節 小括

終章 
 第1節 本書の総括
 第2節 今後の課題

参考文献
図表一覧
あとがき
索引

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