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国家の哲学  これから出る本

ISBN978-4-13-031189-2発売日:2017年08月25日判型:A5ページ数:376頁

内容紹介

個人は国家に対して義務を負うか? 負うとすればその根拠は何か?――ソクラテス以来の根本命題への対峙にはじまり,世界秩序構想へ辿り着く思想の成長物語.アリストテレス,ホッブズ,カント,ロールズ,サンデルなど,古今の思想の渉猟を通して国家の存在意義を解明する.

主要目次

第1章 個人は国家に対して義務を負うか?――政治的責務の正当化根拠を問う

第I部 国民の共同体としての国家
第2章 人間関係から責務が生じる――関係的責務
第3章 国家は親か? 国民は友か?――関係的責務論
第4章 普遍的な父の下における兄弟――原理の共同体論

第II部 同意によって構築された国家
第5章 同意は義務づける――明示の同意論
第6章 居住や投票は同意か?――暗黙の同意論
第7章 仮説の同意は同意か?――仮説の同意論と同意の批判理論

第III部 人々に利益をもたらす国家
第8章 国家は自己利益を最大化する――自己利益論
第9章 国家の恩に感謝する――感謝論
第10章 国家の存続に個人の遵法は必要か?――必要テーゼ
第11章 あなたが負うから私も負う――フェアプレイ論
第12章 一般的な遵法義務は存在しない――哲学的アナキズム
第13章 国家は自然状態よりよいか?――自然状態テーゼ

第IV部 義務を果たす手段としての国家
第14章 人間が当然に負う義務――自然義務論
第15章 正義の制度を支持する義務――正義の自然義務論
第16章 法的状態を実現する義務――法的状態実現義務論
第17章 国家は分業である――割当責任国家論
終 章 政治的責務と遵法義務

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