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戦後フランス中央集権国家の変容  これから出る本

下からの分権化への道

ISBN978-4-13-036264-1発売日:2017年12月25日判型:A5ページ数:370頁

内容紹介

フランスの中央集権体制はいつ,いかにして変容し,地方分権化へと至ったのか.中央集権型の中央地方関係は,保守長期政権下の高度成長期に下から掘り崩され,70年代末には地方分権化が避けて通れなくなったことを,一次資料を駆使して明らかにする.

主要目次

序 章
 第1節 課題設定:保守長期政権下における中央地方関係の変容
 第2節 分析の意義
 第3節 地方インフラ整備事業に対する統制手段:公的資金と専門能力

第1部 地方インフラ整備事業をめぐる中央統制の盛衰

第1章 公的金融機関CDCの台頭と戦後集権体制の起源
 第1節 地方インフラ整備事業とその担い手 
 第2節 戦間期の「公共サーヴィス」膨張とCDC
 第3節 人民戦線政権との対決
 第4節 50年代の混乱とCDCの覚醒

第2章 高度成長期における官僚統制の後退
 第1節 60年代:資金配分統制から都市計画へ
 第2節 70年代:包括化・市場化への道

第2部 都市開発における自律性の条件:地方都市の事例分析

第3章 グルノーブルとサンテティエンヌの比較:仮説の提示
 第1節 サンテティエンヌ都市圏における官僚支配
 第2節 グルノーブル都市圏における自律の基礎
第4章 ブルターニュ開発の中のレンヌ都市圏:仮説の吟味
 第1節 恵まれた初期条件
 第2節 CDC系地域開発会社をめぐる力学
 第3節 60年代前半:都市開発をめぐる綱引き
 第4節 上からの広域化とフレヴィル市政の自律性喪失

終 章
 第1節 ミッテラン分権化への道
 第2節 日仏比較への示唆

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