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地域環境学  これから出る本

トランスディシプリナリー・サイエンスへの挑戦

ISBN978-4-13-060320-1発売日:2018年01月10日判型:A5ページ数:416頁

内容紹介

地域社会の環境問題から地球規模の環境問題へ――科学者,生産者,地域住民など,多様なステークホルダーによって生み出された科学知や在来知を統合したさまざまな「地域環境知」に着目し,環境問題の解決と持続可能性の実現をめざして,「地域環境学」として新たに体系化する.

主要目次

はじめに(佐藤 哲)

序 章 地域環境学とはなにか(佐藤 哲)

第I部 知識を創りだす
 第1章 地域の新たな歴史の創造――トルコ乾燥地帯の地下水枯渇問題(久米 崇,エルハン・アクチャ)
 第2章 生業から生まれる知識と技術――里海づくりと自伐型林業(家中 茂)
 第3章 地域の知と世界遺産――知床の漁業者と研究者(松田裕之,牧野光琢,ヴラホプル・イリニ・イオアナ・)
 第4章 水産資源の再生――フロリダにみるステークホルダーと協働した知識生産(マイケル・クロスビー,バーバラ・ラウシュ,ジム・クルター/翻訳:佐藤 哲・北村健二)

第II部 価値を可視化する
 第5章 野生復帰が可視化した地域の価値――コウノトリ物語の生活化(菊地直樹)
 第6章 「流域」がもたらす一次産業のビジョン――シマフクロウという象徴(北村健二・大橋勝彦)
 第7章 生業から創発するイノベーション――マラウィ湖の自然資源管理(ダイロ・ペムバ,中川千草,佐藤 哲)

第III部 プロセスを動かす
 第8章 順応的なプロセス管理――持続可能な地域環境(宮内泰介)
 第9章 協働が駆動する社会的学習――カナダの生物圏保存地域から(モーリーン・リード,パイビ・アバーンティ/翻訳:北村健二)
 第10章 人材が育つ仕組み――里山マイスターの養成(中村浩二)
 第11章 地域を動かすカタリスト――白保のサンゴ礁保全(上村真仁)
 
第IV部 つながりを創りだす
 第12章 生産者と世界のつながり――地域が使いこなす認証制度(大元鈴子)
 第13章 地域に生かす国際的な仕組み――ユネスコMAB計画(酒井暁子・松田裕之)
 第14章 海洋保護区ネットワーク――沿岸海域の創生(鹿熊信一郎,ジョキム・キトレレイ)
 第15章 持続可能性のためのエコラベル――コロンビア川流域のサーモン・セーフ認証(ケビン・スクリブナー,大元鈴子)

第V部 意思決定とアクションを支える
 第16章 資源管理の選択肢――漁業管理ツールボックス(牧野光琢・但馬英知)
 第17章 意思決定を支えるバウンダリーオブジェクト――砂漠都市のためのシステム(デイブ・ホワイト,ケリー・ラーソン,アンバー・ウティヒ/翻訳:竹村紫苑・佐藤 哲)
 第18章 地域環境知シミュレーターの設計思想――多様な事例のメタ分析(竹村紫苑・三木 弘・時田恵一郎)
 第19章 政策決定を支える知識――アメリカのレジリエンス計画(ジェニファー・ヘルゲソン/翻訳:佐藤 哲)
 第20章 持続可能な未来ビジョンの共創――北極圏のトランスディシプリナリー研究(イラン・チャバイ/翻訳:佐藤 哲)

終 章 これからの地域環境学(佐藤 哲)
おわりに(佐藤 哲)

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