町並み保存運動の論理と帰結

小樽運河問題の社会学的分析

著者
堀川 三郎
ジャンル
社会科学  > 社会・福祉
自然科学  > 工学
発売日
2018/02/28
ISBN
978-4-13-056114-3
判型・ページ数
A5 ・ 506ページ
定価
8,800円(本体8,000円+税)
在庫
在庫あり
内容紹介
目次
著者紹介
日本における歴史的景観保存運動のさきがけとなった小樽運河。当事者たちの語りを丹念に追いつつ、開発がある種の必然でもあった都市の社会史、住民たちの語りが共同性を得てゆくプロセス、今日に至る観光都市化のアンビバレンツをも複層的に見つめ、町並み保存の「意味」を問う。著者による33年間のフィールドワークが結実した、圧倒的なモノグラフ。
はじめに
第1章 なぜ景観を保存するのか――問題の所在と分析の方法
第2章 対象としての歴史的環境――町並み保存運動の勃興とその意味
第3章 札幌を恨む都市――港湾商業都市・小樽の都市史
第4章 変化の論理――小樽市行政にとっての運河問題
第5章 保存の論理――保存運動にとっての運河問題
第6章 小樽は何を得て,何を失ったのか――「ポスト運河論争」期の景観変化
第7章 保存とは変化することである
おわりに
[資料篇]
 現地調査実施記録
 小樽運河問題関連年表
 調査対象地区図面
 小樽景観変化定点観測調査・集計一覧
 建物利用状況経年変化調査

WHY PLACE MATTERS: A Sociological Study on a Historic Preservation Movement in Otaru, Japan, 1965-2016
Saburo HORIKAWA
堀川 三郎
法政大学社会学部教授
町並み保存運動の論理と帰結
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