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狼の民俗学 増補版

人獣交渉史の研究

ISBN978-4-13-050302-0発売日:2018年05月17日判型:A5ページ数:448頁

内容紹介

日本の森林に君臨していたニホンオオカミ――かつて「神」とあがめられたかれらが姿を消してから,すでに100年が過ぎ去り,人々の記憶からも静かに消えゆこうとしている.日本各地に残された伝承や図像を丹念に読み解き,ニホンオオカミと人間の関係史を鮮やかに描き上げた意欲作! 初版2009年の増補版.

主要目次

序 章 人と獣の交渉史
第1章 虎と狼――二つの民俗の位相
1 室町物語「熊野の本地」の動物諸相
2 虎から狼へ――「鍛冶屋の婆」の変遷
3 虎の民俗、狼の民俗
第2章 民間説話の中の狼
1 狼報恩譚――人々の解釈と話のゆくえ
2 「送り狼」――口伝される生活の知恵
3 塩を求める狼――伝承と俗信から
4 「狼の眉毛」――授けられる富
第3章 狼の表象史
1 名称から辿る狼観
2 狼表現の系譜
第4章 狼と民俗信仰
1 東北地方における狼の民俗儀礼
2 狼の産見舞い
補章 狼の民俗学に添えて
1 「種の藤助」考――田の神信仰と祝言職
2 岩手の狼伝承
あとがき
増補版あとがき

The Folklore of Wolves: The History of Human-Animal Relationships(Expanded Revised Edition)
Akiko HISHIKAWA

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