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見知らぬものと出会う  これから出る本

ファースト・コンタクトの相互行為論

ISBN978-4-13-013152-0発売日:2018年09月25日判型:四六ページ数:304頁

内容紹介

「未知との遭遇」の多様な思考実験の蓄積があるSF(サイエンス・フィクション)作品を渉猟し,著者自身によるフィールドワーク,文化人類学,霊長類学,相互行為論,分析哲学などの知見を縦横無尽に参照して,コミュニケーションの成立条件を考察する.

主要目次

プロローグ 宇宙・人

I 想像できないことを想像する
第1章 「宇宙人」という表象
1 寓意としての宇宙人
2 宇宙人表象の歴史的変遷
3 SETIにおける宇宙人

第2章 投射――想像できないことを想像するやり方
1 人間というピボット
2 さまざまな引き延ばし
3 窓の向こう側
【第1の幕間】出会いと双対図式

II 見知らぬものと出会う
第3章 コンタクトの二つの顔
1 自然コード
2 関係に規則性を作る

第4章 「規則性」の性質――不可知性・意外性・面白さ
1 シャノン-ベイトソンのパラドックス
2 アルゴリズム的複雑性
3 内向きの探索の困難――「別種の説明」がありうる
4 外向きの探索の困難――「意外な構造」がありうる
5 粒度と階層の問題

第5章 規則性のためのリソース――コードなきコミュニケーションへ
1 「リソース」の概念
2 コードというリソース
3 身体というリソース
4 「自分」というリソース
【第2の幕間】それでもなお相互行為は可能か

III 枠と投射
第6章 ファースト・コンタクトSFを読む
1 友好系
2 敵対系
3 わからん系

第7章 仲良く喧嘩すること
1 トムとジェリーのパラドックス
2 翻訳の不確定性と寛容の原理
3 会話の格率と関連性の原則
4 「このようにやれ」と「とにかくがんばれ」

第8章 枠・投射・信頼
1 長い投射と短い投射
2 投射を定める枠・枠を探り当てる投射
3 生命と投射

エピローグ 接触に備えたまえ

【本書で言及される主なSF作品】
スタニスワフ・レム『ソラリス』
マレー・ラインスター『最初の接触』
筒井康隆『最悪の接触』
山田正紀『神狩り』
フレッド・セイバー・ヘーゲン『バーサーカー』
ル=グウィン『ゲド戦記』
上橋菜穂子『精霊の守人』
オースン・スコット・カード『死者の代弁者』
神林長平『戦闘妖精・雪風』
アーサー・C・クラーク『幼年期の終わり』

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