大学という理念

絶望のその先へ

著者
吉見 俊哉
ジャンル
人文科学
人文科学  > 教育
発売日
2020/09/29
ISBN
978-4-13-053092-7
判型・ページ数
四六 ・ 280ページ
定価
3,190円(本体2,900円+税)
在庫
在庫あり
内容紹介
目次
著者紹介
東大すら例外でない「衰亡」が取沙汰される現代日本の大学。いま直面する問題は、明治以降の日本の知の歴史の帰結と深い関係がある。社会史の視座と、自ら大学の研究・教育に携わる実践者の視座との双方から、ありうる大学の未来像とその芯である「理念」を大胆に提示する書。
序 章 なぜ,大学が問題なのか——危機の中で思考する

Ⅰ 大学崩壊の時代に
第1章 爆発の時代に大学の再定義は可能か
第2章 「人文社会系は役に立たない」は本当か――「通知」批判から考える
第3章 大学院教育の未来形はどこにあるのか
第4章 「蹴られない東大」を実現する方法
第5章 大学の不条理と未来――単線から複線へ
第6章 明日の大学 明日の都市――コミュニティとしての大学=都市

Ⅱ 明日の大学を語る
第7章 大学に未来はあるか――通過儀礼からキャリア―ビジョンの転轍機へ
第8章 大学は国に奉仕しているわけではない
第9章 人生で三回大学に入る社会に向けて
第10章 日本の大学の何が問題か――青木 保×吉見俊哉
第11章 文系学部解体―大学の未来――室井 尚×吉見俊哉
終 章 大学という理念――近代の臨界と自由の結界
吉見 俊哉
東京大学大学院情報学環・学際情報学府教授
大学という理念
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