川添愛『自動人形の城』の書評が2/11「北海道新聞」に掲載



川添愛『自動人形の城』の書評が2/11「北海道新聞」に掲載されました.
「ファンタジーで知るAIの課題――ファンタジー小説である本書は,人間の交わす言葉が,AIにとっていかに複雑であるのか,そして,ことばの背後には,それを人間の言葉たらしめる意図と意識の存在があること,を知らしめる.〔…〕本書は,極上のファンタジーだ.物語の礎となるトリックを気づかせることなく,ストーリーへの感情移入でグイグイと私を引っ張る.そのトリックは,言語表現と意味理解,そして意図理解の深い関係である」(評:橋本幸士氏・大阪大学教授)
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