久世濃子『オランウータン』が「文藝春秋」2018年12月号で紹介



久世濃子『オランウータン』が「文藝春秋」2018年12月号で紹介されました.評者は本郷恵子氏(東京大学史料編纂所教授).
「女性研究者のあっぱれな心意気――本書はオランウータンについて総合的に解説する,はじめての書物として企画されたが,同時に,困難な条件下でフィールド調査を続ける女性研究者の足跡を語る内容にもなっている〔…〕繁殖や成長のスピードが遅いということは,それぞれの個体のライフ・ヒストリーを追うのに時間がかかることを意味する〔…〕それでも「一生をかけても解明することができないような謎を秘めた対象に出会うことができ,私は研究者として幸せだと思っている」と言い切る心意気はあっぱれ」
シェアする
このエントリーをはてなブックマークに追加