《書物復権2017》復刊書目決定のお知らせ

分類:最新情報 [2017-04-17]

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《書物復権2017》の復刊候補書目投票にご協力いただきまして誠にありがとうございました.投票の結果,小会の今回の復刊書目は下記の5点に決定いたしました.該当書目は5月下旬から書店で開催される《書物復権》フェアで参加各社の復刊書目と合わせて展開されるほか,店頭でのお取り寄せ,ネット書店での取り扱いも通常の書籍と同じくおこなわれます.

新装版 アメリカン・ナルシス メルヴィルからミルハウザーまで
柴田 元幸
ISBN978-4-13-080107-2, 判型:A5, 264頁
翻訳家,エッセイストとしても知られる著者によるアメリカ小説論集.メルヴィルからオースター,エリクソン,ダイベック,ミルハウザーへ,あらゆる細部を愛惜するかのような著者のスタイルが「もうひとつのアメリカ文学」を描き出す.初版2005年.

新装版 日系アメリカ人のエスニシティ 強制収容と補償運動による変遷
竹沢 泰子
ISBN978-4-13-050191-0, 判型:A5, 320頁
何が彼らを日本人から日系アメリカ人,そしてアジア系アメリカ人へ変えたのか.日系二世,三世の体験談を生の言葉で引用しつつ,日米戦争中強制収容された日系人が半世紀後に謝罪と補償を手にするまでの過程を追い,そのエスニシティの変遷を考察する.【渋沢賞受賞】初版1994年.

新装版 プレートテクトニクスの拒絶と受容 戦後日本の地球科学史
泊 次郎
ISBN978-4-13-060319-5, 判型:A5, 288頁
1960年代後半に登場したプレートテクトニクスは,欧米では70年代初めには地球科学の支配的なパラダイムとなった.しかし,日本の地質学界ではその受容に10年以上の遅れが見られた.なぜこのような事態が生じたのか? 多くの資料をもとにその謎を解明する.初版2008年.

増補新装版 ヨーロッパ文明批判序説 植民地・共和国・オリエンタリズム
工藤 庸子
ISBN978-4-13-010133-2, 判型:A5, 512頁
光輝くキリスト教文明と,暗闇としてのイスラーム世界? いまなお揺るぎないヨーロッパのアイデンティティの淵源とは? ミシュレ,ユゴー,ルナン…近代の多様な言説の徹底した分析を通して,「ヨーロッパ」・「近代」に迫る比類なき挑戦の書.「ゆるやかな三部作をめぐって」を増補する.初版2003年.

新装版 なぜ「表現の自由」か 
奥平 康弘
ISBN978-4-13-031187-8, 判型:A5, 392頁
なぜ表現の自由は,他の自由と比べて,特別に厚く保護されるべきなのか? アメリカの哲学界・憲法学界で今日なお盛んな表現の自由の原理論をふまえて,現代社会における表現の自由の展開,さらに政府保有情報に対する公衆の知る権利など,ホットな課題を追究.初版1988年.

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