認知科学講座1 心と身体 (電子書籍)
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内容紹介
目次
著者紹介
第1巻は、初期の記号主義認知科学に対するアンチテーゼとして現れた身体性認知科学について扱う。人間の認知は身体の処理に根差しつつ、それをはるかに超える抽象的な知性を獲得してきた。身体性から始めて、それを超える高次の認知や意識のメカニズムを考えるための枠組みを示す。
序 身体性認知科学から「ポスト身体性」の認知科学へ(嶋田総太郎)
第1章 自己認識──身体的自己と物語的自己(嶋田総太郎)
1 自己と身体性
2 身体的自己
3 自己と他者の間身体性
4 物語的自己とアイデンティティ
第2章 身体性認知科学における言語研究の射程(佐治伸郎)
1 はじめに
2 「特殊な」言語
3 「特殊ではない」言語
4 言語的知識と身体
5 ケース・スタディ──色彩語の意味の基盤
6 結語
第3章 思考・創造とエンボディメント(阿部慶賀)
1 先回りする身体と後追いする心
2 環境と身体の相互作用──アフォーダンスと創造的な道具利用
3 思考をかたち作る身体
4 拡張した身体と思考
5 多様性の源泉としての身体
第4章 心と身体を結ぶ内受容感覚──感情と記憶から考える(寺澤悠理)
1 内受容感覚とは
2 感情と身体反応を結ぶ内受容感覚
3 内受容感覚を介した感情への気づきと感情概念の獲得
4 記憶と内受容感覚
5 まとめ
第5章 身体表象と社会性の発達(宮崎美智子)
1 身体表象の区分
2 自己身体表象の初期発達
3 対象化された身体表象発達の検討
4 他者ありきの社会性発達
5 まとめ
第6章 知能・身体・関係性(長井隆行)
1 知能とは何か
2 知能の身体的側面
3 知能の計算的側面
4 知能ロボットにおける試み
5 もう一つの要素──他者との関係
6 今後の展望
第7章 バーチャルリアリティによる身体拡張と自己の変容(鳴海拓志・畑田裕二)
1 技術によって拡張される身体と知能
2 視点の操作──心理的距離への影響と自分事化・他人事化
3 変身と知覚──知覚の補正と多感覚提示への応用
4 変身と認知──自己イメージ・他者イメージの変容と応用1
5 行為の操作──アバターの能力・行為と行動変容
6 分身・合体──新しい身体のあり方が持つ可能性
7 一時的な増幅から継続的な拡張へ
第8章 身体性に基づいた人間科学に向かって(田中彰吾)
1 心の科学と身体性の問題
2 身体性認知とは何か
3 心身と世界の相互作用
4 来たるべき人間科学のために
第1章 自己認識──身体的自己と物語的自己(嶋田総太郎)
1 自己と身体性
2 身体的自己
3 自己と他者の間身体性
4 物語的自己とアイデンティティ
第2章 身体性認知科学における言語研究の射程(佐治伸郎)
1 はじめに
2 「特殊な」言語
3 「特殊ではない」言語
4 言語的知識と身体
5 ケース・スタディ──色彩語の意味の基盤
6 結語
第3章 思考・創造とエンボディメント(阿部慶賀)
1 先回りする身体と後追いする心
2 環境と身体の相互作用──アフォーダンスと創造的な道具利用
3 思考をかたち作る身体
4 拡張した身体と思考
5 多様性の源泉としての身体
第4章 心と身体を結ぶ内受容感覚──感情と記憶から考える(寺澤悠理)
1 内受容感覚とは
2 感情と身体反応を結ぶ内受容感覚
3 内受容感覚を介した感情への気づきと感情概念の獲得
4 記憶と内受容感覚
5 まとめ
第5章 身体表象と社会性の発達(宮崎美智子)
1 身体表象の区分
2 自己身体表象の初期発達
3 対象化された身体表象発達の検討
4 他者ありきの社会性発達
5 まとめ
第6章 知能・身体・関係性(長井隆行)
1 知能とは何か
2 知能の身体的側面
3 知能の計算的側面
4 知能ロボットにおける試み
5 もう一つの要素──他者との関係
6 今後の展望
第7章 バーチャルリアリティによる身体拡張と自己の変容(鳴海拓志・畑田裕二)
1 技術によって拡張される身体と知能
2 視点の操作──心理的距離への影響と自分事化・他人事化
3 変身と知覚──知覚の補正と多感覚提示への応用
4 変身と認知──自己イメージ・他者イメージの変容と応用1
5 行為の操作──アバターの能力・行為と行動変容
6 分身・合体──新しい身体のあり方が持つ可能性
7 一時的な増幅から継続的な拡張へ
第8章 身体性に基づいた人間科学に向かって(田中彰吾)
1 心の科学と身体性の問題
2 身体性認知とは何か
3 心身と世界の相互作用
4 来たるべき人間科学のために
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