世界アシカ・アザラシ観察記

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動物写真家が追う鰭脚類の生態

著者
水口 博也
ジャンル
自然科学  > 生物
発売日
2023/04/19
ISBN
978-4-13-063957-6
判型・ページ数
四六 ・ 242ページ
定価
2,970円(本体2,700円+税)
在庫
在庫あり
内容紹介
目次
著者紹介

ナチュラリストの動物写真家が北極から南極まで世界の海にアシカ・アザラシの生態を追う。水族館や動物園の人気者として知られるアシカ・アザラシは、野生ではどのように暮らしているのか。子育てをはじめ魅力的な生きざまを描写。すばらしい写真を多数掲載。

【「はじめに」より】
この本では、世界中の海にすむアシカやアザラシたちの暮らしを、彼らがじっさいにすむ海に出かけて観察しながら紹介していきたいと思う。また「アシカ」と呼ばれる動物と、 「アザラシ」と呼ばれる動物はなにが同じで、なにが違うのかも、彼らの暮らしぶりから描きだしてみたいと思う。
クジラ、イルカを含む鯨類も、アシカ、アザラシを含む鰭脚類(ききゃくるい)も、ともに「海生哺乳類」としてまとめられる。 しかし、両者の体つきはもちろん、暮らしぶりにも大きな違いがある。

巻頭カラー図鑑
はじめに

第1章 極北のアザラシたち
第2章 アラスカの沿岸水路から
第3章 カリフォルニアの海で
第4章 コマンドル諸島
第5章 ガラパゴス諸島で
第6章 南アメリカ大陸へ
第7章 亜南極の島に暮らす
第8章 南極のアザラシたち
第9章 日本でアシカ・アザラシを観察する

おわりに
水口 博也
1953年、大阪生まれ。1978年、京都大学理学部動物学科を卒業後、出版社にて自然科学系の書籍、雑誌の編集に従事。1984年に独立し、写真家、作家として世界各地で海生哺乳類を中心に調査、撮影し、生態のレポートを行う。研究者との交流も多い。この十数年は、野生動物への影響を考慮しながら撮影を続けると同時に、地球環境の変化を追い極地への取材も多く行う。近年は、自身の活動が環境に与える影響も視野に、身のまわりの自然に視点を移している。
主な著書に、『オルカ――海の王シャチと風の物語』(早川書房)、『オルカ アゲイン』(風樹社、講談社出版文化賞写真集賞受賞)、『マッコウの歌――しろいおおきなともだち』(小学館、日本絵本大賞受賞)、『世界で一番美しい ペンギン図鑑』『世界で一番美しい シャチ図鑑』『世界で一番美しい クラゲ図鑑』(誠文堂新光社)、『黄昏』『世界で一番美しい アシカ・アザラシ図鑑』(創元社)、『南極ダイアリー』『クジラの進化』(講談社)ほか多数。
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