発達史地形学 新装版

著者
貝塚 爽平
ジャンル
自然科学  > 地学
書物復権
発売日
2023/05/24
ISBN
978-4-13-060769-8
判型・ページ数
A5 ・ 304ページ
定価
5,060円(本体4,600円+税)
在庫
在庫あり
内容紹介
目次
著者紹介

地球史の最終生産物として作られた多様な地形は、どういう形態と分布をもち、どのような過程を経て現在に至ったのか。地形全般の理解にとって中核となる地形形成過程を、内・外相互の作用や比較惑星地形学も含めた広い新鮮な観点から体系化した教科書。貝塚地形学の集大成。


解題(鈴木毅彦 東京都立大学教授)より
“…貝塚先生の地形に対するアプローチは(…)あくまで現実の空間に展開する地形に対してフィルターを通さず総合的に見て説明するのである。特定のスケールやプロセスにこだわらず見据えるのだから「木はさておいて、森を見る」立場といえるかもしれない。”
“…貝塚先生は、空間的なスケールにかかわらず、ある任意の空間を占める地形は唯一無二であり、それを大切にして理解することが重要と考えていた、と思える。ローカル(地域的)な現象を軽視し、地球規模(グローバル)な現象を重視するという立場では決してなかった。"

第1部 序説
1 地球表面の概観と地形変化の主な概念

第2部 発達史地形学の基礎
2 地表形態と地形の年代
3 地形物質
4 内作用とそれによる地形
5 外作用とそれによる地形
6 外来作用による地形

第3部 地形発達史の組み立てとモデル
7 地形の時・空系列と地形変化の速さ

第4部 地形発達史の諸例
8 中・小地形の発達史
9 大地形の発達史
10 月の地形発達史
貝塚 爽平
東京都立大学名誉教授
発達史地形学 新装版
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