台湾動物記

これから出る本

知られざる哺乳類の世界

著者
押田 龍夫
ジャンル
自然科学  > 生物
発売日
2023/06/21
ISBN
978-4-13-063380-2
判型・ページ数
四六 ・ 164ページ
定価
3,520円(本体3,200円+税)
在庫
未刊・予約受付中
内容紹介
目次
著者紹介

ムササビを追って日本から台湾へ――そこには豊かな自然のなかに魅力的な野生動物の世界が広がっていた。日本人の研究者として永年にわたり台湾の大学で教鞭を執りながら、情熱をもって取り組んできた野生動物の研究・教育・普及について、さまざまな台湾事情を交えながらいきいきと語る。    

はじめに

第1章 なぜ台湾なのか――東京の高尾山から台湾の渓頭演習林へ
1 ホオジロムササビとの出会い
2 いざ台湾へ

第2章 台湾の自然――その成り立ちと特徴
1 地史――いつ形成されたのか
2 地勢――山脈と河川
3 気候――熱帯から亜寒帯まで
4 動物――多様な哺乳類

第3章 台湾の哺乳類――多様な自然史
1 滑空性リス類――ムササビとモモンガの進化
2 樹上性リス類――低地と高山の森に暮らす
3 ネズミ類――高山の草地と森に暮らす
4 トガリネズミ類――台湾の固有種
5 食肉類――イイズナ・ベンガルヤマネコ・ウンピョウ
6 鱗甲類――絶滅危惧種ミミセンザンコウ

第4章 台湾の哺乳類研究――次世代へ向けて
1 台湾の哺乳類研究
2 台湾の哺乳類学教育
3 これからの哺乳類学

おわりに
押田 龍夫
1962年、神奈川県に生まれる。1997年、北海道大学大学院理学研究科博士後期課程単位取得退学。台湾東海大学教授などを経て、現在は帯広畜産大学環境農学研究部門教授、博士(理学)、日本哺乳類学会理事長。
専門は哺乳類学(森林性および樹上性小型哺乳類の生態、系統地理、生物地理)。主要著書に『動物地理の自然史』(分担執筆、2005年、北海道大学図書刊行会)、『染色体から見える世界』(分担執筆、2018年、文永堂出版)などがある。
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