儒学のかたち

著者
関口 順
ジャンル
人文科学  > 歴史
シリーズ
東洋叢書
発売日
2003/10/17
ISBN
978-4-13-013041-7
判型・ページ数
248ページ
定価
3,080円(本体2,800円+税)
在庫
在庫僅少
内容紹介
目次
著者紹介
儒教が〈中国〉を作った。儒学の壮大な「観念の帝国」を洗い出し、中華思想の核心に迫る。経書(カノン)の注釈的思考が、なぜ人倫の教えであり、ときに宗教的機能をも果たすのか。天人相関、天下的世界観、三代の観念装置を解きほぐし、〈中国〉を再考する。
一章 儒学の形成
   儒と孔子学派/孔子学派の思想/縉紳先生/三つの観念/新しい博士制度/
   儒学の成立/儒学の学説内容
二章 天と人との相関
   上古以来の天,民,人/〈人〉の形成―孟子/〈人〉の拒否―荘子学派/
   〈人〉の形成―荀子/縉紳先生の受け継いだ天と〈人〉/道の哲学の受容/
   天意の拡大/〈天〉〈人〉の新たな相関性の確立/〈天〉〈人〉観にもとづいた思想史考察
三章 天下の構造
   天下概念の創出と展開/天下観念の過去への遡及/平岡武夫氏の「天下的世界観」/
   『史記』による「天下」の叙述/天下と国/天下統治の歴史/『史記』と伝統の史学
四章 道の行われた時代
   三代観念の具体例/歴史観論争における三代観念/戦国諸子の歴史意識/
   三代観念の母胎/縉紳先生の礼思想活動/礼以外への三代観念の拡がり/
   三代観念の定着
五章 儒学の経書とは
   「六芸」は先王の術/「経」はテキスト/「先王の術」と「孔子の編纂」との組み合わせ/
   『史記』儒林伝の世界/天道と六芸/典型的経書観/儒学の経書とは
付章 文献案内
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