消費者・家族と法

生活民法研究２

著者: 大村　敦志

ジャンル: 社会科学 > 法律

発売日: 1999/05/21

ISBN: 978-4-13-031164-9

判型・ページ数: A5 ・ 384ページ

定価: 6,380円（本体5,800円＋税）

在庫: 品切れ・重版未定

内容紹介

著者紹介

法は「消費生活」「家族生活」にどうかかわっていくのか。消費者法、家族法について、研究・実務の動向も踏まえた広い視野の下で理論的に考察する。市民生活の法として著者が提唱する「生活民法」構想を具体的に示す。

第一章　消費者法の基礎理論
　第一節　消費者・消費者契約の特性
　第二節　ヨーロッパ共同体と消費者法政策

第二章　家族法の新展開
　第一節　性転換・同性愛と民法
　第二節　夫婦連名預金の法的性質

第三章　家族法と法史・比較法
　第一節　民法典後二編（親族編・相続編）の改正
　第二節　「家族」と《famille》
結章　民法における「人」
補論　I 書評　II 判例研究

大村　敦志: 学習院大学法科大学院教授，東京大学名誉教授